双子のホストシスターのお話

私は先学期、学校の寮の部屋が足りず、スイス人の家の部屋を貸してもらってた。

その家で、ホストマザーとホストシスターと一緒に住んでいた。

ある日学校から帰ってきて、コートを脱いでいたら、ホストシスターが急に私の元に来て、

“Nice to meet you” と言って手を差し出してきた。

え???まさか、3ヶ月住んでたのに、存在を忘れられた?と思っていたら、私のポッカーンとした顔を見て察したのか、

“Hi, I’m Maureen’s twin sister, Ana” と自己紹介してききた。

あー…そういえば、キッチンに貼ってある家族写真に双子が写ってたな…とちょっと思い出した。

お姉さんは、カナダに留学していたため、その家に住んでいた最初の3ヶ月は、お姉さんに会えていなかった。

存在は知っていたけど、初めて会った時にはやっぱりビックリした。お姉さんは、妹ともう本当にそっくり、というか全く一緒だった。顔も、スタイルも、喋り方も、笑い方も… 。

妹と3ヶ月一緒に住んだ私でも見分けるのは難しかった。

もし、あの日、お姉さんが自己紹介してこなかったら、私はきっと、最後まで四人住んでいる家に三人しか住んでいないと思いこんでいたに違いない。(怖い)

そんな双子のホストファミリーと住んでいた私だが、ある日、夜の11時くらいに熱を出した。

ちょうどその日、双子の姉妹が友達をよんで家で遅くまであそんでいたので、私はオススメの病院を聞きたく、リビングに妹を探しに行った。

私は38度を超える高熱を出していて、少し頭がフラフラしていた。リビングに行くと、二人の姉妹のうち一人は、目の前に座っていて、もう一人は、奥の方に座っていた。

もちろん、私はどっちがどっちかわかるはずなく、奥の方の人も聞こえるちょっと大きな声で、妹の名前を呼んだ。

目の前に座っているほうが妹だった。ちょっと恥ずかしかった。

まあいいや、病人だし。と気をとり直して、事情を説明したら、妹とその彼氏が私を病院に送ってくれると言ってくれた。

目の前で大声で名前を呼んだにもかかわらず、優しく病院に送ってくれるという妹の優しさにちょっと感動していたが、靴を履いて顔を上げた時、びっくり仰天してしまった。

妹の彼氏が二人いたのだ!

そういえば、お母さんが妹の彼氏も双子だったって言ってたけど、まさかこっちも一卵性とは!

ややこしすぎる!!

結局、私は、妹と、その彼氏なのか彼氏の双子の兄弟なのかわからない人(多分彼氏、しらんけど)に、真夜中に病院に連れて行ってもらった。

-おまけ-

妹の彼氏の双子のお兄ちゃんは、お姉さんとは付き合っていなかった。残念!

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