Netflixでトトロを10年ぶりに見た【映画感想】

やるべきことが全て終わったわけじゃない。でも、気づいたらパソコンの前に座って、YouTube か Netflixのページを見ていることが多い。

今回もそうだった、やることだらけなのにNetflixのホームに「となりのトトロ」が出ているのを見て、私は、15年ぶりくらいに「まっくーろくーろすけでておいでー!!」のシーンしか覚えていない「トトロ」を見始めてしまった…。

ストーリー

見たことある人が多いと思うので、ここはあえて、一文でストーリーをザックリ説明しよう。

田舎の大きな家にお父さんと一緒に引っ越して来たメイとサツキが、トトロと一緒に山の中で大冒険をするお話だ。

今回観ようと思ったきっかけは、ちょっと前に中国でも「トトロ」が上映されたからである。

となりのトトロ予告編

中国でも「トトロ」は人気?

「となりのトトロ」は2018年に、日本上映30周年を記念して、中国で最初に上映されるジブリ映画として、6000以上の映画館で上映された。当時まだ中国にいた私にとって、非常に嬉しい出来事だった。

中国では動画配信サービスが発達しているため、ジブリの認知度は非常に高い。

私が日本人だと分かると、「私はジブリ映画の〇〇が好きだよ!」と、わざわざ教えてくれる人もいるくらいだ。

「トトロ」が最初に日本で上映されたのは、1988年の4月だ。もう上映から30年も経っている。30年経っても、みんなが映画館に観に行きたいと思う長編アニメ映画って一体どれほどあるのだろうか。しかも、日本以外の別の国で。

今回の上映は本当にすごいと思う。

「トトロ」は映画館で観たい映画であるということ

映画館のチケットは、一つの映画を一回だけ、決まった場所、決まった時間にしか観れないものである。途中停止も、早送りもできない。周りに知らない人も沢山座っている。ネットでレンタルした方が絶対に「おトク」だ。それなのに、「わざわざ」映画館で上映するということ。

これは、携帯で数多くの映画が、好きな時に、好きなだけ見れるサービスがあるこの時代で、「トトロ」は時間とお金をかけて観る価値のある映画だと、認識されているということだ。

ネット上の反応

そして、ネット上の反応を見ると、多くの中国人はこの上映をすごく喜んでいた。

ネットの記事などをみても、「迟来了30年的宫崎骏经典」(30年遅れてやって来た宮崎駿の傑作)、「童年回忆」(子供時代の思い出)、「这张迟了三十年的电影票,终于可以还上了…」(やっと返すことができる、30年遅れて来た映画のチケット代)などと書いていたのが多かった。

今回の上映では、若い時にトトロをみて衝撃を受けた親世代が、自分たちの子供を、映画館に連れて行っていた人たちも多くみられた。

ちなみに、当時の映画のポスターは日本でもちょっとした話題になっていた。

こういった話題になっていたところからも、「トトロ」が中国人にとっても、すごく心に残る作品だったということがわかるだろう。

さて、「となりのトトロ」を見た私の感想を語っていきたい。

良かったところ

子供の描写が上手い

なんで、大人があんなに上手に子供を描けるんだろう。

年を重ねるに連れて、得られるものも、もちろんすごく増えていくが、子供の時の気持ちを忘れてしまうのが、普通だと思う。

例えば、昔は友達と遊んだりしたときに、夜、親が迎えにきたら、帰ることが嫌すぎて、駄々をこねたり、泣いたりすることもあった。

でも今は、時間になれば友達とさようならをちゃんと言えるし、別れても泣きたい気持ちになることはあんまりない。

私は今、子供の時の泣いちゃうほど帰りたくない気持ちが思い出せない。だから、大人になっても子供目線で映画を作れる宮崎監督はすごいと思う。

みんないい人

「トトロ」には悪い人が一人も出てこない。ずっと、のほほ〜〜〜んという感じで気楽に観れる映画がたまに観たくなる。観ててほんわかするし、観終わった後もなんだか心が暖かくなる感じが私はすごく好きだ。

メイとサツキの距離

映画の前半で、メイがサツキのことをずっと後ろから追いかけていた。その距離が3歳くらい年の差のある姉妹の距離だなと思った。兄弟がいる人はわかると思うが、子供の時、下の兄弟は、足が短いから、ちょっと歩くと毎回距離ができる。トトロではその距離をちゃんと描いていると思って、ちょっと感動してしまった。

久石譲の音楽

久石譲の音楽はもう… 最高ですね。

好きなシーン

お母さんが家に帰ってこれないことを知って、メイが「イヤだ!」っていうところ。どうしようもないことに、「イヤ」と言うのが子供らしかった。

見終わった感想

幼稚園の時に「トトロ」を初めて観た時よりも今回の方が、楽しめたような気がした。一緒に観ていた母も、「2回目がこんなに楽しめるとは!」と感動していた。

多分、1回目はストーリーを追いかけすぎちゃったからだと思う。トトロが面白いのは、細かいシーンの描写だったり、自然の景色だったり、二人の子供の行動だったりだ。

だから私は、トトロは2回目以降の方が面白いと思っている。

今回も、「トトロって子供だけが見えるのかな?」とか、「トトロって森の神様なのかな?」とか想像したりするのがすごく楽しかった。

もし、これを読んで「久しぶりにトトロ観てみたいな」とちょっとでも思った方がいたら。是非、観てほしい。

きっと、暖かい気持ちになれるから。

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