Featured

「薬を食べる?(吃药)」日英中トリリンガルが語る言語の難しさについて

私は小さい頃の環境のおかげで、日本語、英語、中国語が喋れる。

私は日本の東京で生まれた、そして、生まれて1ヶ月で親の仕事の理由で、私は中国の上海に来た。中国では、現地の幼稚園と小学校3年生まで通って、小学校4年生からインターナショナルスクールに通った。学校では中国語と英語を学んでいたが、家ではずっと日本語を使っていて、学校には日本人の友人もいたので、日本語が途切れたことは一度もなかった。だから私は日本で育ってないにも関わらず、普通に日本人と喋っていると普通の日本人だと思われる。

だが、わたしは海外で育った。日本人学校に通わなかった。塾にさえも行ってないのだ。だから、当然日本語のレベルは、普通の日本人よりは劣る。日常的に三つの言語を使っているから、常に、頭の中はごっちゃごちゃなのだ。単語を忘れるのなんて、ほぼ日常茶飯事。ほかの二つの言語での言い方はわかるけど、いま喋っている言語での言い方がわからない時ほど、悔しい時はない。複雑な単語を忘れた時は、まだ大丈夫なのである、もっとシンプルに説明する方法があるからだ。でも本当に簡単な単語をど忘れしてしまうと、もうどうしようもない。

わたしは一回、友達と英語で会話してるときに 、because という単語をど忘れしてしまったことがある。自分でもすごくビックリした。でも忘れてしまったことは思い出せない。日本語では「だから」中国語では”因为”まではわかっていたけど、なぜか英語でなんていうか忘れてしまった。ここまでシンプルな単語を忘れてしまうともう、説明なんてできない。5秒ほどの沈黙のあと、わたしは話をすることを諦めた。今でも苦い思い出だ。ちなみに、それから単語を忘れない方法を模索したが、今でも見つかっていない。

複数の言語を学ぶのは難しい。単語を覚えて、文法を習って、言い回しに慣れなければいけない。幸い、私は比較的幼い頃から、全ての言語に触れながら育ったので、学ぶことには、そこまで苦労はしなかったが、それでも難しいときはある。面倒臭いのは、言い回しや助詞が、言語によって微妙に違うことだ。例えば、日本語では「薬を飲む」という言い方をする。薬と言われるとシロップのような液体や、水で飲み込むカプセルを思い浮かぶ人も多いだろう。中国語では「吃药」という。「薬を食べる」のだ。問題は英語の “take medicine” 。水薬の場合は “drink medicine” ということもあるらしいが、普通は “take” を使うらしい。ややこしい。わたしはよく、中国語の影響から「薬を食べる」と言ってしまう。

こういう違いは、数え始めたらキリがない。わたしは喋ってるときにそこまでの違いを考えてられないから、同じミスを繰り返してしまう。もう一つ例がある。「車に乗る」ときだ。英語でも中国語でも “on the car”, “在车上” という。中学の時はよく「車の上でね、」と友達に話をして、注意されてたものだ。

家族も友達も注意してくれるから良い。恐ろしいのは、そんなに私のことを知らない人と会話してるときに、間違えてしまう時だ。最初に書いたように、私は普通に会話をすると、変なイントネーションがない故に、普通の日本人だと思われる。日本人への期待値をもって話される。こういう間違いをすると、本当にただの「バカな日本人」だと思われるのだ。考えてみて欲しい、あなたは自分の子供に「車の上に乗る」人なんかと友達になって欲しいと思うだろうか。少なくとも私は思わない。

本当に神様がいるのだったら、私と会話する全ての人たちに、私のバックグラウンドを耳元で囁いて欲しい。わたしは別に、「飛行機の上」に乗れるほど、勇気がある人間ではない、ただ、色んな言語で頭がごっちゃになった「普通」の人だということを!

Featured

パリに年越しに行ったら手術をしちゃった話 1

運がいい人も、運が悪い人もいない。運がいいと思う人と、運が悪いと思う人がいるだけだ。

—中谷彰宏

私が人生で初めて書くブログです。お手柔らかにお願いします。


この世界には、手術をしたくて手術をする人なんていないと思う。手術だって、怪我だって、したくてしているんじゃない。身体に何か問題が起こっちゃったりしてるから、しなくてはならいのだ。

自分でも何を言っているのかわからないけれども、私はパリで手術をすることになってしまった。それは、クリスマスの次の日に、私が強烈な腹痛を経験したことから始まる。ちょうど生理と重なっていたこともあって、私は最初にそれは生理痛だと思った。ただ、それは普段の生理痛とは違った。痛みが全然違うのだ。痛くて眠れないのだ。2時間おきくらいに起きてしまうくらいの腹痛に、私は悩まされていた。「やばいぞ…これ。」と私は思ったが、腹痛は私にとってそこまで特別なことではないから、あまり気に留めたりはしなかった。

朝の6時くらいだと思う。ものすごい吐き気が襲ってきた。運よく部屋からトイレが近かったので、部屋で戻さずトイレに無事に行けたが、そこから一気に気持ち悪さもやってきた。朝の間におそらく5,6回は吐いた。腹痛+吐き気で、私は自分が食中毒になったのだと思った。クリスマスの日とその前日に、私は火の入ったものしか食べてなかったにも関わらず、鍋をずっと食べていたにも関わらず、私は自分に食中毒になったのだと言い聞かせた。その日の午後に下痢が始まった。腹痛+嘔吐+下痢。いっぺんにくると肉体的に辛いけど、悪い物が体から出ていると私は喜んでいた。もうこれで治るのを待つだけだ。

なぜ、自分が食中毒になったことを疑わなかったかというと、半年前に一回なっていたからだ。その時も腹痛がすごく酷くて病院に行くのも大変だった記憶がある。点滴を打ってもらったり、もらった薬を飲んでるうちに良くなった。熱もすぐ下がったし、次の日には、もうふつうの状態に戻っていた。今回もきっと同じだと思い込んでいた。

熱は測ってないが、吹き出るような汗だったから、多分高熱が出ていたと思う。ベットから降りて、体温計を探しに行くことすらできないほど私はもう弱っていた。今思い返せば、私の症状は半年前の食中毒の時よりだいぶ酷かったが、どうやら、わたしは自分の状態を知ることが、すごく下手くそらしい。私はものを忘れるのがとにかく早い。痛みなんて、痛くなくなった途端どれくらい痛かったのか、すぐに忘れてしまう。その痛かった時の気持ちや、思ったこともすぐ忘れてしまう。ただ「痛かったな」とか、「大変だった」という曖昧な記憶が残っているだけだ。その曖昧な記憶と今現在の痛みを比べることが私にはできない。同時にその痛みを感じるか、交互に感じるかを経験しないと(もちろん無理だが)私には比べられない。「前回との痛み比べマシン」を誰かが発明してくれたら、私も自分の状態をもっとよく知れるかもしれないけど。そんなマシン果たして意味があるのだろうか。誰か痛みを覚えるコツを知っている人がいたら、是非教えてほしい。

夜は痛みで寝れない、昼はベットに寝そべることしかできない日が、二日間続いた。友達とストラスバーグに一泊する約束をしていたが、当然行けなかった。私が回復する前に友達とパリにいく日がついにやってきてしまった。予定はこうだった:12/27-1/1の旅で一緒にパリで年越しをするはずだった。

決断の時が迫っていた。友達はパリに来るために15時間ほどかけて飛行機で来る。私の体調がよくないことは教えてある。「本当に無理そうだったら、今回はもう旅行をキャンセルしちゃってもいいよ。体調の方が大事」と言われた。でもこれは1年前から(その時はちょっと冗談だと思っていたが)考えていた旅行。私はすごく楽しみにしていた。5日間とも一緒に遊べなくても、最初に2日間私が寝込んで、あと3日一緒にいれたらそれでもいいじゃないかと私は考えた。年越しさえできたら別にいいじゃないか。

そう思って、私は重いスーツケースを持って、パリに行く電車に乗って行った。


  1. Chihoさん、コメントありがとうございます。 スイスで家を借りる時、スイス人の保証人を求められることが多いので、外国籍の学生が半年間の家を探すことは難しいと思います。 エージェントは、連絡取れるまで時間がかかったり、ネットの情報が更新されていなかったり、保証人を必ず求められるということからあまりお勧めできません。逆にfacebookやairbnbはオーナーと直接連絡が取れるので、お勧めです。 私が入ってるFacebook groupは、 Lausanne Housing LAUSANNE 🇨🇭 – Rent a House, Villa, Apartment, Flat, Condo, Room, Bedspace Lausanne…

  2. こんにちは。 2022.8-2023.2にスイスのローザンヌのEPFLに留学予定の大学生です。私も住む家を探しています。 Facebookのどのグループに参加したのかを教えていただきたいです。また、コツがあれば教えていただきたいです。よろしくお願いします。

「何語が一番得意なの?」TCKの悩みシリーズ

前回のブログでは、TCK(Third Culture Kids) について書いたが、もう少し掘り下げて考えてみようと思う。TCKに興味がある方はこちらをお読みください。

TCKの特徴のうちの一つとして、「どこからきたの?」という質問に簡単に答えられないというものがある。

それと同じように聞かれて困るのが、「何語が一番得意なの?」という質問だ。

私の場合、三つの言語のある環境で育ったため、いろんな言語を使いながら育った。

一つの言語で育った人にとっては、語彙力というものは生活のあらゆる場面で増えていくものだと思うが、いろんな言語の中で育った子供は、言語によって知っている単語が違ったりする。

私は日本人と母と台湾人の父を持ち、中国上海で、現地校とインターナショナルスクールに通ったのち、スイスの大学に通った。

いる場所と学校によって、使う言語は変わっていた。中学生のとき、家では母と日本語、父と中国語で話し、学校では英語で授業を受けいていた。つまり、日常的に日本語、中国語、英語を使っていたのだ。

母国語について

三つの言葉を使って育ったからと言って、全てがネイティブというわけではない。

私は聞かれたら、「日本語と中国語がネイティブ」と答えることが多い。理由は小さい頃はから日本語と中国語のある環境で育ったからだ。英語は小学校高学年から学んだため、ネイティブレベルには遠いと思う。(今度、学校教育と言語力についてのブログを書きます、お楽しみに!)

みなさんはネイティブって聞いた時に、どのようなレベルを思い浮かべますか?

ネイティブレベルというのは恐らく、ネイティブの会話のスピードについていけて、広い範囲の語彙力を持ち、綺麗な発音をもち、自分をちゃんと表現でき、その国の常識を知っている言語だと私は思っている。

逆に言えば、それを全てできていないと、「ネイティブじゃないレッテル」を貼られてしまうのである。

私は、普通に話していると、全く海外育ちだとも、ハーフだとも気づかれない。ただ、会話の中で、「日本人ならみんな知っている常識」を知らないことで「???」というリアクションを取られることがある。

私は、日本で教育を受けていないため、小学生や中学生の知っている義務教育で学ぶ語彙が抜けていたりする。

例えば、「シノウコウショウ」や「ホゲイセン」などという言葉が会話に出てくると、わからなかったりする。その時に意味聞くと、「なんでこれを知らない?」という顔をされたりする。ただ、中国で育ったため、漢字で「士農工商」、「捕鯨船」と書いてもらうと、意味はすぐにわかる。

私が持っていない、日本人の常識の「穴」を埋めるために、時間がある時に、大河ドラマ見たり、本を読んだりして、日本の歴史を楽しく学んだりする様にしてる。

中国語に関しては、私は野菜の名前を知らない。いつも家で母と日本語で晩御飯のおかずの話をすることが多く、日本語ではいろんな野菜を知っていたが、学校で友人と中国語で野菜の話をする機会がなかった。

それもそのはず、「最近ピーマンが安い」なんて会話、学校の友達とする人の方がまれなんじゃないか…

英語では、病院に行った時に、耳鼻科の医者の英語の言い方がわからなくて、病院の科目名を英語で知らないことにハッとした。しかし、そういう単語は日本語と中国語では知っている。病院に行ったり、医療系ドラマを見たりすることでその辺の語彙は増えていったのだと思う。

こんな感じで、私がネイティブである言語でも、沢山の「穴」があったりする。

つまり、「何語が一番得意なの?」の答えは「なにをするかによる」だ。

最後に、TCKの悩みについて

思春期の悩みは、まわりとの期待値が違う時におこると私は思う。今では、自分の育った環境を理解し、なんで今の状態なのかがわかっているが、昔は、いちいち人が戸惑うのを見ては自分を疑ったりしていた。

TCKの難しさは、発音の良さのため、ネイティブだと思われてしまい、その期待値を少し下回った時に、がっかりされてしまうことだと思う。そういう人たちは「でも、〇〇語は母国語でしょ?」と聞いてくることが多い。

多言語の環境で育ったことを説明すると理解してくれる人も多いが、TCKの場合、いろんな国に住んでいた経験があったり、国によって違う言語を使っていたりするので、説明が長くなってしまったりする。中にはその話の途中で飽きたり、より混乱してしまったりする人もいる。

自分の言語レベルを、ちゃんと説明しないと人にわかってもらえないのは、正直ちょっと面倒臭いなと思うことは多い。

他にも、ネイティブだと思っている言語を「完璧」に話せてないと、「じゃあ他の言語はもっとうまいんでしょ?」という期待をされることがある。その期待に沿えない場合、結構辛かったりする。

いろんな言語を話せて得したことはたくさんある。それと同時に、モヤっとした経験をすることも多かった。シンガポール、スイス、カナダなど、いろんな言語が話されている場所で育った子供はあまり悩まないと思う。逆に、日本など、一つの言語しか話されていない国では、こういったTCKの子どもたちのが経験していることや、悩みなどを正確に理解できる人が少ない気がする。

言葉は沢山話せた方が得は多いが、私のようなTCKの場合、一つの言語しか必要とされていない場所にいると、すごく辛い思いをする可能性があると思う。

思春期の子供は、自分と周りの子たちの環境の違いをしっかりと把握できている子が少ない。そのため、人よりできないことにがっかりしてしまうことも多い。言語は沢山話せた方が得は多いが、一つしか言語が必要とされてない場所にいると、すごく辛い思いをする可能性があると思う。

TCKにもいろんな人たちがいて、本当にみんな経験してることが違うので、また今度は友達の話でもしてみたいと思う。

TCK (Third Cultured Kid)について

皆さんはTCK (Third Cultured Kid)という言葉をご存知ですか?

初めて Third Cultured kid という言葉を聞いた時に、私は三つの文化をを知っている子供のことだと思いました、でも調べてみるとちょっと違いました。

ネットでは、「両親の国の文化を第一文化、生活している国の文化を第二文化とした場合、そのどちらでもないはざまの文化、つまり第三文化の中で人格形成に影響を及ぼす時期や思春期を過ごしている、あるいは過ごした子どもたち」と説明されていました。

Wikipedia には、Third Cultured Kids are people who were raised in a culture other than their parents’ or the culture of their country of nationality, and also live in a different environment during a significant part of their child development years と書いてあります。

Source: Cultureclub

簡単に説明すると、小さい時に自分の国以外の文化で育った子供のことを指す言葉です。「国」でなくて、「文化」という言葉を使っているのは、国から出なくてもTCKになることがあるからです。TCKには「帰国子女」、外国の日本人学校に通っていた子供たちや、日本のインターナショナルスクールに通っている子供たちも含まれます。

日本に住んでいる日本人でも「TCK」?と思うかもしれませんが、インターナショナルスクールに通った場合、学校や家庭で使う言語が英語になったり、学ぶ教育も海外のものだったりとするので、それは、「日本文化」ではない他の「文化」に触れていることになります。

「帰国子女」と「TCK」の違いについては、嘉納ももさんのブログで説明されています。ご興味のある方はこちらをお読みください。

https://www.3anet.co.jp/np/info-detail/132/

日本と台湾のハーフで上海育ちの私も、TCKのカテゴリーに入ります。両親の国以外の国でち、ヨーロッパの大学に通いました。

TCKという言葉を知ったきっかけ

私がTCKという言葉を知ったのは、2020年です。私と同じような環境で育った友人が口にした「Third cultured kid」という言葉に興味を持ち、家に帰って色々調べてみました。

それでたどり着いたのがBBCのこちらのサイトです。

Third Culture Kids: Citizens of everywhere and nowhere

https://www.bbc.com/worklife/article/20161117-third-culture-kids-citizens-of-everywhere-and-nowhere

「TCK: どこにでも属して、どこにも属さない子供」というトピックからグサッときました。

この記事は、「海外駐在員の子供」という目線で書かれています。

記事には、TCKの特徴がいくつか書いてあります

  • They are more flexible and better able to cope with change (より柔軟性があり、変化に対応できる)
  • Most Third Culture Kids made their first move before the age of nine (9歳以前に移動をしている)
  • Home is ‘everywhere and nowhere’ (ホームはどこにでもあって、どこにもない
  • TCKs are more likely to speak more than one language, have a broader world view and be more culturally aware. But she warns life as a TCK can create a sense of rootlessness and restlessness, where home is “everywhere and nowhere.” (複数の言語を話し、幅広い世界観を持ち、文化的な意識が高い傾向にあります。しかし、TCKとしての生活は、家が「どこにでもあって、どこにもない」ような根無し草のような感覚や落ち着きのなさを生み出すことがある)

読んでいる間、グサグサと刺さりまくりました。笑

TCKで有名なのは、アメリカのオバマ前大統領です。ケニア人とアメリカ人のハーフで、ジャカルタ育ちでした。

TCK のアイデンティティ

TCKのアイデンティティについて、もっと知りたいという方は、こちらの動画をお勧めします。

French-Korean in France PART 1ㅣINSIGHTS [PRIMETIME]

フランスで育った韓国人同士が、アジア人としてフランスに住んだ経験を語っています。TCKを理解するにはすごく良い動画だと思います。

ちなみに、外国育ちの韓国人のことを韓国語でGyopo というそうです。

I Am Not Your Asian Stereotype | Canwen Xu | TEDxBoise

小さい頃からアメリカの白人の中で育ったCanwen さんは、自身の子供時代を振り返って「ステレオタイプ」との戦いだったと話しています。(素晴らしいスピーチなので、まだ見たことない方はオススメです)

私の子供時代は逆に、「ステレオタイプを探していた」ように感じます。多分、自分自身で「日本人らしさ」や「台湾人らしさ」とはなんなのかをずっと模索していたんだと思います。

最後に

私は、小さい頃から、自分のアイデンティティーについてたくさん悩んできました。自分は日本人でも、台湾人でもない、かといって、中国人でもないという感覚をずっと持っていました。

なので、初めてTCKという言葉を聞いたときに、初めて自分の小さい頃からの違和感が理解できて、ちょっと嬉しくなりました。

このブログを書いたのも、少しでも多くの人たちにTCKについて知ってほしいからです。

これからもこのトピックについて、ブログを書いてみようと思います。

初めてのシチリア旅行とその治安

スイス人の友達二人と、シチリア旅行をすることになった。言語が話せる人と一緒に旅行するのはすごく楽だし、旅行中にその土地の文化など教えてもらえるからすごく勉強にもなる。

イタリアはローマ、ミラノ、フィレンチェやベネチアには行ったことあったが、南イタリアはいったことがなかった。友達は南の方はすごく「ワイルド」と言っていたが、正直、あまりイメージはついていなかった。

前に旅行した時に、ガイドの方が、「イタリアは他の国と比べて、一番いろんな姿があって、いろんな場所を旅行してみるのが楽しい」と話していたから、他の都市がどんな感じなのかずっと気になってはいた。

旅行する前に、イタリア人のルームメイトに南イタリアのことを聞いてみた。

すると、ルームメイトがナポリのバーでぼったくられ、お店の人に文句をいったら、ガタイの良い男性に脅された話を聞いた。ルームメイトによると、ナポリのお店は毎月マフィアにお金を払って、何か問題が起こったときに、助けてもらうらしい。

それ以外にも、ある都市でマフィアがごみ収集所をコントロールして、そこで儲けたお金で、高速道路を作った話などを聞いた。

南イタリアは北に比べると、お金がなくて、政府が腐敗していてマフィアがいろんなところで力を握っているらしい。そこに住んでいる住民も、何かがあると、政府ではなく、マフィアに助けを求めに行くらしい。

そんなところに行くと思ったら、ドキドキしてきた。

いざ、シチリアへ

今回旅行で訪れたのは、パレルモとトラパニという都市。

パレルモ

Quattro Canti

パレルモにも旅行者が行きやすい地域と、治安が悪くて近づかない方が良い場所があると聞いた。治安が悪い場所がどこなのかわからなかったため、友達とは、できるだけ大きい道路を選んで歩くようにした。ただ、マフィアは旅行者にはお金を落として欲しいと思っているため、あまり旅行者に直接的に加害を与えることはあまりないと聞いていたので、そこまで不安には感じていなかった。

最初の印象は、ここは本当にヨーロッパなのか?思った。全体的に、古い建物が多くて、南フランスとは違って、あまり手入れされてない感じだった。

夜人がいない時に歩いたら怖そう…
マーケット

あと、ちょっと変だったところがある。パレルモにたくさんのお店があったが、知ってるブランドが見当たらないのだ。マクドナルドでさえも駅でしか見かけなかった。

友達によると、外国人がパレルモに旅行しに行くのはいいが、マフィアは外国人がビジネスすることをすごく嫌がっているからしい。店を開こうとすれば、すぐに嫌がらせが入るとか…

そんなふうにちょっと怖いイメージを持っていた私たちを、さらに怖がらせた出来事がある。道を歩いていたら、友達が急に「はっ」と怖い顔をしたのである。

15歳くらいの二人の男の子がすれ違いざまに、「車椅子に乗っている人をナイフで刺して、現金を奪った」という話をしていたらしい。一瞬だったため、本人たちがした話なのか、別の事件の話をしていたのかはわからなかったが、私たちは一瞬で治安の悪さを思い出した。

Palermo Cathedral

市場
The Palatine Chapel

夜に事件が…?

実はその夜パレルモのAirbnbで泊まっていた時に、ものすごく怖い思いをした。

朝の2時ごろ、何かの物音に起こされた。またすぐに眠りにつこうとしたら、隣の部屋で寝ていた友達が私の部屋にきて、「上の階から変な音がする、怖くて眠れない」と言った。

静かにしてると、上の階から、ガラスが割れる音と、男の人たちが喧嘩する男の声が聞こえてきた。私が酔っ払いがパーティーでもしているのかと思って、また寝ようとしていたら、急に、

バンバンバンバンバンバン!

バンバンバンバンバンバン!

ドアをバンバン叩く音が聞こえてきた。

流石に怖くなってきた。

音は、20分ほど続いた。すごくアグレッシブな音だった。

静かになってホッとして、部屋に戻って寝ようとしたら、また、30分後に大きな音が聞こえてきた。

今度は、下の階のドアをバンバン叩く音。大勢の人たちが階段を駆け上ったり、下がったりする音。それ以外にも、上の階から大人の男性が大声で喧嘩してる声。

毎回ドアを叩く部屋が変わって、いつ自分たちの部屋が叩かれるかわからなかった。「もし、私たちの部屋にきたら、let’s push the door together (一緒にドアを中から押そうね)」と、言いながらベットの上で三人で震えていた。

音が静まったと思ったら、また他のドアを叩く音が聞こえてくる、その繰り返しだった。警察に電話しようかとも思ったけど、警察が助けてくれる確証もなかった。

6時くらいになってようやく音がしなくなって、眠れるようになった。

チェックアウトの時に、オーナーに聞いても、「パーティーしてたんじゃない?」と片づけられてしまって、なんの音だったのかわからなかった。

あの夜は、本当に怖かった。銃声が聞こえなかっただけよかった。

トラパニ


トラパニでは、友達の家に泊まらせてもらった。

ビーチと、友達に連れて行ってもらった、ジェラートが最高だった。

結構平和に過ごせたと思う。(笑)

Trapani の海
Erice
Erice
Erice

終わりに

今回のシチリア旅行は、今までの旅の中で一番刺激的だった。マフィア事情が気になって、帰ってきてからYouTubeで動画を探してみたり、映画 God Fatherをみたりした。さすが名作映画というのもあり、なんとなくシチリアのマフィア事情がわかったような気がした。

当分シチリアはお腹いっぱいだけど、また、機会があればホテルに泊まってみたい!

シチリアの食べ物

最後に、もしシチリアに行くことがあったら、ぜひ食べてみて欲しいものがある。

ストリートフードもたくさんあり、私が試してみたのは、

Piazza Pretoria
  • Pane con Panelle: ひよこ豆を揚げたものが入ってるサンドイッチ/バーガー?
  • Cannoli: シチリアで有名なリコッタチーズ入りのスイーツ、Godfather でも出てきた。
  • Genovesi: カスタード入りのシチリアのスイーツ、私はあんまり好きじゃなかった。
  • Gelato in Brioche: ブリオッシュパンにジェラートを挟むのが定番らしい。お腹が空いている時に試すのがおすすめ。
  • Granita: イタリア式かき氷、スイカ味が忘れられないくらい美味しかった。
  • Arancini: 揚げおにぎり、モッツァレアチーズやほうれん草などいろんな味が選べる。
  • Panino con la milza: 牛の脾臓のパニーニ。クセが強いので、チャレンジしてみたい人だけどうぞ。
  • Stigghiola: 内臓の串焼き。ブッチリア市場で買ったクセが強かったストリートフード…
  • Parmigiana di Melanzane: なすとチーズの料理。
  • Busiate alla Trapanese: トマト、アーモンド、ニンニクとバジルでできたシンプルなパスタ。あまり見ないパスタの形に感動した。
  • ピスタチオ入りのクロワッサン: ピスタチオクリームが美味しかった!
右: Arancini 左: Pane con Panelle
Stigghiola (内臓の串焼き)
Panino con la milza (牛の脾臓のパニーニ)
Arancini
Gelato in Brioche
Busiate alla Trapanese
Cassata
ピスタチオ味のクロワッサン
下: Canolli 上: Genovese
左: スイカ味のGranita

ヨーロッパ旅行でダウンロードしてよかったアプリ

スイスに留学をしていた私が、ダウンロードしてよかったと思ったアプリです。全て、日本のアップルストアでダウンロードできます。簡単な説明と使い分けを書いてみました。

国別、ホテル、フライト、電車、バス、旅の記録に分けて書いてます。

国別

ドイツ

FREE NOW: ドイツ版ウーバー

Fahrinfo BVG: ベルリンで使ったチケットアプリ。メトロ、バス、トラムなどの時間表を確認。2022年には9 euro ticketsも販売していた。

スイス

SBB Mobile:電車の情報が見れるアプリ。

フランス

Nice Ticket: トラムやバスのチケットを買うため、バス停の近くにチケットマシンがない場合があるので、携帯でチケットが買えると便利。

Lignes D’Azur: バスやトラムの時刻表を見るために

レストラン

The Fork: レストラン予約に、ミシュラン星つきでも50%オフで予約できることがある。ただ、予約した時間に遅れたら割引がなくなってしまうことがあるので注意!

ホテル

Booking.com : ホテルを予約、Genius でランクが上がったため、ディスカウントがある

Airbnb :ホテルとはちょっと違う旅を経験してみたい時に

Expedia: ホテル探しやフライトチケットをチェック

Agoda: ホテルによっては、 Booking.comよりディスカウントが多い場合がある

フライト

Google Flight: Google で Milan to Geneva Flight で検索する

Ctrip: フライト探し

Easy jet: キャリーオンのみで旅行する場合、Google Flightより安い値段でチケットが購入できる場合がある

電車/飛行機の旅

ヨーロッパ内で電車を使った旅行の計画をたてるときにここら辺は持ってたら無難。それぞれの違いまでは分かりません。

Trainline, Rail Europe, Omio, SNCF, OUIGO

Trainline
Rail Europe

Omio
SNCF
OUIGO

バス

FlixBus

旅した国を記録するのに

Been: 旅した国を記録するアプリ。訪ねた国が、オレンジで表示されるようになってる。シンプルで使いやすい。

スイスに戻る途中、いろんな人に話しかけてられた話

4年生が始まるから半年ぶりにスイスに戻ってきた。

台北からトルコ経由でスイスにくる途中、短い時間だったがいろんな人たちに話しかけられた。

最初に話しかけてきたのは三人の台湾人男性だった。トルコの空港のシェイクシャックで水を買おうと並んでいたら、”Do you speak Chinese?” と話しかけてきた。わかると答えると今度は「トルコドル?っていくらくらいだかわかる?」と聞いてきたから、携帯で調べた。大体台湾ドルの1/3だということを伝えたら、お礼を言われた。

そのあと話しかけてきたのは韓国人の女の子だった。韓国語で話しかけられため、内容は聞き取れなかったが、多分、韓国語わかるか聞かれた。do you speak English? と聞いたらハッとして、やっぱいいですと手を振られた。

最後に話しかけられたのは、ゲートでスイス行きの飛行機を待っている時だった。スチュアレスが飛行機に乗る人たちのPCRの結果と旅する理由を聞き回っていて、私が「大学のため」と答えたのを聞いて、トルコ人の女の子が話しかけてきてくれた。これからジュネーブ大学で半年間交換留学をするらしい。そのあと少し話をして、もしローザンヌまたはジュネーブに来ることがあったら連絡を取ろうと話をした。その子に、一人で飛行機に乗るのは2回目で、同じ大学生に会えてよかったと言われた。

ジュネーブ空港から私の住んでる街ローザンヌに戻ると、駅にルームメイトが迎えに来てくれていた。

大学の最後の年、スイスを存分に楽しもうと思った。

上海語が恋しい

こんにちは、上海に18年住んでいた、日台ハーフのほのぼのです。

最近はコロナの影響で、旅行をすることが難しくなってきています。私も次上海に行けるのは、早くて来年…かなと思っています。上海にいないと、上海語を聞く機会はほとんどありません。

なぜ、今急に上海語についてのブログを書いているかと言いますと、昨日偶然見つけたYouTubeの上海語動画を見て、上海語がすごく恋しくなったからです。なので、少しだけ上海語について書いてみます。


こちらが上海語に興味がある方にはぜひみてほしいオススメの動画です!

笑到模糊!4地方言大战!上海话/四川话/东北话/天津话

四人の女性が、上海語、四川語、東北弁、天津語の4つの方言で喧嘩の始め方や、「完了(しまった)」、「不靠譜(頼りがいのない)」、「幽默(面白い)」などといった言葉の言い方を比べている動画です。地域によって、言い方も発音も全然違います。女性四人で盛り上がっているところを見てるのもすごく楽しいです。

北方人伪装上海人, 会被发现吗? Who are fake Shanghainese?

こちらは「Kevin in Shanghai」という私が結構好きなチャンネルの定番になってきている「語学スパイシリーズ」の動画です。発音や質問を使って、みんなの中に混ざっているニセ上海人を探し当てるゲームです。発音だけじゃなくて質問コーナーもあるので、その地域に対して一定の理解がないとすぐにバレてしまいます。このシリーズはすごく面白くて、「ニセ中国人を探せ」や「ニセ東北人を探せ」などあります。一緒に考えながら見ることができるのですごくオススメです。


上海語とは

中国では、公用語として「普通話(日本で言う北京語を指す)」が使用されいますが、各地方ではさまざまな方言が使われています。上海語とは、上海で使われている方言のことを指します

上海語と普通話(北京語)の差は、日本人の感覚で言うと、標準語と沖縄弁くらいの差があります。なので北京語話者でいても、上海語を聞いて理解することはできません。

私の上海語力

まず、私の上海語力について少しご説明します。

幼稚園と小学校は現地校に通っていたため、上海語に触れる機会は多かったと思います。学校の授業は基本は中国語ですが、上海人の先生は上海語が混ざることが多かったです。特に怒ったりした時にはほぼ100%上海語を使っていました。なので小さい頃から上海語を聞く頻度は高く、当時は結構理解していました。

その後、転向した先の学校では英語がメインになり、上海語を聞く機会が減りました。現在、上海を離れてからはほとんと上海語を聞くことはありません。会話の内容にもよりますが、理解力は大体60−70%くらいではないかと思います。ただ、上海語を話す相手がいなかったので、喋ることはできません。上海語で言う「哑巴上海话」のレベルです。

上海語の現状

上海の上海語の現状は、決して楽観的なものではありません。現在30−40代の人たちは日常的に使いますが、90年代以降に生まれた若い人たちの会話は基本的には「普通語」です。テレビやドラマも普通語が使われているので、上海語を聞く機会もどんどん減少しています。

私が小学生だった頃、授業中に先生たちは上海語で話しかけてくることがあったので、クラスメートたちはみんな上海語を理解することはできましたが、話せる人は数多くはいませんでした。上手に話せるのは祖父や祖母と一緒に住んでいる一部の子供たちだけでした。上海人の両親を持つ家庭であっても、親は上海語を使うけど、子供が返すのは北京語ということが多かったと思います。

上海では今だに地元の人たちの会話は上海語で行われていますが、若者たちが使えなくなってきています。

最近は、上海語を使っているインフルエンサーも増えてきました。

上海語に興味がある方はこちらのYouTubeをご覧ください(緑の字をクリックすると、YouTubeのページに飛びます)

  • 好叫好伐: 色んな芸能人の上海語を評価したり、上海語について色々知ることができます
  • 平纪:上海語で色んな映画のボイスオーバーをしています

闲话上海滩:上海語のニュース番組です、字幕もついているので上海語を学ぶのに最適です

吳儂軟語 Wu Chinese: 上海語をゼロから学びたい方にはこちらの動画がオススメです

阿拉都欢喜讲上海话(上): 上海出身の芸能人が上海の食べ物や生活について語っています

最後に

上海語は上海の文化の象徴だと思います。上海に戻るたびに上海語を聞いて「あ、上海に戻ってきたんだな」と感じる瞬間が好きです。

スイスでの急な家探し

わたしはスイスのホストファミリーの家に半年間住んだことがある。

もともと、私はスイス留学中にホストファミリーの家に住むことなんて全く考えていなかった。学校には寮があったし、出たくなったら友達と一緒にアパートに住むことになると思っていた。

なのに、なぜスイス人の家に住むことになったのか?

それは、学校の寮の部屋が足りなくなったからだった。

スイスの家

急に始まった家探し

当時学校は寮の改装工事をしていて、9月の入学時にはみんな入居できるようになる…はずだった。しかし、工事が遅れ、学校が始まるときに寮が足りないという事態がおきた。

学校が始まる三週間前、わたしのもとには学校からこんな感じのメールが届いた。

「工事が終わらなかったから、今学期の寮が足りないよー。みんなごめんね、自分でどこかで家を探してきてね。グッドラック!」

もう少しだけ丁寧だったけど本当にこんな感じだった。

その時、私はフランスのリヨンで語学学校に通っていた。そんな中での突然の家探しを学校からアナウンスされた。

学校の寮を申し込んでいて、学校の近くの家情報なんて全く探したことのない私にとって家を探すことは大事件だった。

すぐさま家探しに取りかかった。

アパートを貸し出しにしているところに片っ端からメールを送ったが、返事が遅いし、来ても「もうその家は貸し出している」というメールばかりだった。(じゃあホームページも更新してくれよ!)

学校の生徒が一斉に家探しを始めたことで、家がいつもより借りにくくなっていた。

だが、わたしが夏休みにフランスのリヨンにいたことは不幸中の幸いだった。リヨンからだったら、電車で3時間で週末にスイスの家を見学にいける。

「ラッキー」と思いながら、家のレンタルをしているサイトにメールを送りまくった。

最初にぶつかった壁

そして、土日の二日間を使って、学校のある街に行って6つ家の見学の予約を入れた。

そこで私は次の壁にぶつかった。

大家さんが私に家を貸したがらないのだ。

私は半年から一年住める家を探していた。そんなに短期間の賃貸をしてくれる人なんていない。ある大家さんには、「できれば5ー10年くらい住んでくれるファミリーに住んで欲しい」と言われた。そりゃそうだ、私でもそうする。

友は、airbnb で探した家を大家と交渉して長期で借りる契約などをしていた。長期で借りると、いつもの料金よりちょっと安く借りることができるらしい。しかも、大家との交渉によっては、もっと安くなることもあるそう。それでも、airbnbはやはり高いし、良さげなところはほぼ全部借りられているから、できれば、どこか人の家でも良いから住みたいと思い始めた。

そこで、私はフェイスブックを使った家探しを始めた。

フェイスブックにはたくさんの家に関する情報が出ていた。短期で家や部屋を借り出そうとしてる人や、私みたいな住む場所を探している人もいた。

Facebookでは貸し出し人と直接チャット形式で会話ができたため、エージェントを通すより、やりとりがもっと簡単で早かった。

最初は、他の人が載せているものにコメントしたりしていたが、同じグループの人たちと熾烈な取り合いに勝てなかったため、自分でもそのグループにメッセージを出した。

内容は「半年住める場所を探している大学生です。いい部屋があったらご連絡ください」というものだ。

連絡をくれたスイス人のお母さん

すると、数日後にあるスイス人の女性がコメントをくれた。家に空いている部屋があるから泊まらないかと聞かれた。

フェイスブックのプロフィールを見ると、最近日本旅行にしたばかりの女性だった。日本で良い経験ができたから、私に声をかけてくれたらしい。

その日に、携帯番号を交換して、ビデオ通話をして、家の様子と家族全員を見せてもらった。

本当に楽しそうで優しそうなお母さんだった。英語も上手で、二人の子供(大学生)も結構英語が話せた。

ビデオ通話を50分ぐらいした。

いろんな家を見たりしたが、そこが一番良さそうだった。

良かった点:

  • ホストマザーが英語が話せる
  • 家族の仲が良さそうだった
  • 場所がよかった(駅から2分、スーパーから2分、でも学校からは少し遠い)
  • 自分のトイレとシャワーがあった
  • 家から湖が見えた
  • 家ではフランス語を話していた(わたしのフランス語が少し伸びたら良いなという期待)
  • 何人もの生徒を泊めたことがある
レマン湖

中でも、一番良いと思った点ははこれまでに何人もの学生に部屋を貸していた。ということだった。何人もの学生を家に泊めたことがあるということは、たくさんのことを経験したことがあり、何かあったら手伝ってもらえると思った。

しかも、一番長く住んでいた高校生は二年住んでいたらしい。普通、ホストファミリーは合わなかったりしたら変えてもらったりする。二年も住んでいたということは、いい家だということなんだろう。

そのあともう一度週末を使って、家を見学しに行った。15年も住んでいる家にしては、綺麗だったと思う。ダイニングルームからは、綺麗なレマン湖が見えて、小さなテラスがあり、猫二匹と一緒に住んでいる家だった。

会うと、すごく優しくグリーティングしてくれ、家の隅々まで案内をしてくれた。

「半年間、ここに住もう」とわたしは思った。

すぐにその旨をホストマザーに伝えて、私はそこに住むことになった。

その後にも先にも何軒か見たが、ここ以上に良いと思うところは見つからなかった。

スイスではアジアみたいに沢山のマンションを立てることはあまり多くなく、どちらかというと昔からある建物を大切にする習慣があるため、家の数が少ない。

だから今回みたいに学校の寮が完成してなくて、生徒が一斉に家を探し出すとなかなか良い物件を探すのが難しかった。

優しい人の家に泊めてもらえることになったのはすごくラッキーだったと思う。住んでいる半年間の間、ちょっとした想像外のことが起こったりしたが(入院など)、すごく良くしてもらった。

住んだ感想についてはまた今度書こう。

シェアする:

フランス語を日常に取り入れよう!

私は言語習得における重要なモットーがあります。それは、

言語習得は絶対に苦痛であってはいけない。

ということです。

言語はできるだけ楽しく学ぶものだと信じています。

短時間で学んだことはすぐに忘れてしまうので、繰り返しが必要な言語はやっぱり、楽しくないと続かないと思いました。

言語を学んだら、その言語「で」何かをすることがものすごく重要です。その言語に日常で沢山触れていたら、知らないうちに単語量が勝手に増えていたりもします。

そんな「楽しく学ぶ」がモットーな私のフランス語を日常に取り入れる方法をご紹介しようと思います。

勉強以外の隙間時間に、フランス語に触れていたいと思う方に読んでほしいです。

音楽を聴く

言語は耳から、ということでまずは耳からフランス語に慣れてみよう作戦です。

音楽は、聞いてるだけで楽しくなる。普段聴く音楽をフランス語に変えただけで、フランス語を聞く機会が格段に増えた気がします。

最初は、どの歌を聞いたら良いのかわからないですよね。Spotifyを持っている方がいたら、フランス語のカテゴリーで適当に聞いてみたら、あとはいろんなオススメの曲を聞いて自分の好きな歌を聞いたら良いと思います。

YouTubeの場合、最初は”chanson français “で歌を探して、何曲か聞いて行くと、ホーム画面に似たようなオススメが表示されるので、それを辿って、いろんな歌を聞いたりしていました。

シャンソン聴く

シャンソンとは、フランス語で歌われている曲のことで、日本では歌謡曲のことを指すのが一般的だそうです。

聞いているだけでパリにいるような気分になる歌が多いです。

広告がないこういったYouTubeビデオは聞き流しにも最適

Stromae

私は勝手にヨーロッパの米津玄師だと思っている方です。ポップの歌が多く、歌詞も考えさせられるものが多いと思います。

結構、ハマってしまいます。笑

YouTubeで字幕表示すると、英語の歌詞が表示されるので気に入っています。

ウッテイ パッパ ウッテイ
Joyce Jonathan

Ça Iraという歌は聞いていてすごく気分が上がるし、PVも可愛いのでオススメです。

他にもJe ne sais pasもすごく良い曲です。

フランス語を歌う

歌を聞いていたら、歌ってみたくなりますよね。

口に出してみると、書いてある綴りと違う発音の仕方などに気づけることがあるので、面白いです。

ただ、歌えるようになっても、洋楽と違ってフランス語はマイナー言語なので、もしカラオケで歌いたいなら先に良く行くカラオケのお店にどのフランス語の歌が入っているのかチェックすることをオススメします。

ランキング上位の歌は歌いやすいものが多い気がします。

ディズニーの歌

メロディーを最初から知っているものが多く、すごく歌いやすいからオススメです。

Je m’appelle helen

この歌は、中国のカラオケのフランス語の歌で上位にあったので帰って聞いてみたらすごく良い歌だったので、家で練習して歌えるようにしました。

ゲーム感覚でフランス語を学ぶ

Duolingo

無料でかなり遊べるアプリです。私は1日ごとに増えるStreak が楽しくて続けています。今は83日連続で続けています。

隙間時間に遊ぶのに最適です。

Lingvist

AIで高速に単語を学ベルアプリです。

忘却曲線がインストールされていて、最適な復習タイミングで単語をテストしてくれます。学んだ単語を次の日にテストされて、そのあとは3日後、7日後とどんどん間隔が開いてきます。私はこれで1000単語くらい覚えました。

前は無料でも使えていましたが、今は1ヶ月$19.99、3ヶ月$39.99、一年$79.99と有料アプリになってしまいました。

Lyrics Training

歌で学ぼうの極みのようなアプリ。PVを見ながら歌詞を穴埋め。私が今一番ハマっているアプリです。無料版だと1日3曲まで遊べます。

フランス語で動画を見る

YouTube やNetflixをで動画をみるのも楽しいですよね。

私はNetflix でDix pour centというドラマをみています。

Youtube

Easy French – 街の人たちにインタビューをする動画で、ナチュラルなフランス語が聞けて、フランス語字幕と下に英語字幕も付いているので、すごく気に入っています。

innerFrench

こちらは中級者向けの動画です。Hugoさんがわかりやすいフランス語で勉強法や、飛行機の乗り方、など日常で知っていて損はしないことを説明してくれます。

Podcast もあるので、興味がある方は聞いてみてください。

最初は聞いても全然わかりませんでしたが、最近はちょっとずつ理解できるようになってきたのですごく嬉しいです!

French Authentic

フランス語中級者向けの比較的ゆっくりしたフランス語が聞けます。フランス語字幕が付いているので、聞き取れなくても、確認できます。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

どの言語でも、上級になると理解できるエンターテインメントが増えて、楽しみが増してくると思いますが、最初の方はなかなか理解できるものが少なくて、大変ですよね。

今回は、A2〜B1くらいのレベルの方がフランス語を日常でも使えるような方法をまとめてみました。

『ぼくはホワイトでイエローでちょっとブルー』フレイディみかこ|感想

フレイディみかこさんの書いた「ぼくはイエローでホワイトデちょっとブルー」は日本に帰るたびに、本屋の目立つところに置かれていて、ずっと気になっていた本だった。

人にも勧められたけど、長い間読むことが出来なかった。

「アジア人と白人のハーフの子供について書かれていて、差別やレイシズムについて考えさせられる本」だということは知っていた。

だからこそ、読めなかった。私は本の名前から、これは日本と白人のハーフの子供がイギリスでいじめられた経験を書いているお話だと勝手に思っていた。

自分がハーフでアイデンティティクライシスで長い間悩んだこともあって、ハーフの子供がいじめられている話などを聞くといたたまれなくなる。読んでいて辛くなってしまう。

でも、この本は違った。面白くて2日で読み終わってしまった。

日台ハーフで中国育ち、アメリカの教育を受け、今はスイスの大学に通っている私にも突き刺さることが沢山書いてあった。

フレイディみかこさんの文章には人を引き込む力がある。本を読み進めているうちに、ぎゅっと心臓を掴まれるような感覚を何度も経験をした。息子の学校で経験したことを書いているだけなのに、自分が息子と一緒に教室にいるような緊張感を味わうことができる。そんな本だった。

時には、気まずい雰囲気の中、息が止まりそうになったり。時には、子供の素直な疑問にどう返せばいいのか一緒に悩んだり。時には、息子さんの素晴らしい感性に感動して涙が溢れそうになったり。

誰かが本の帯に書いたように、「一緒に考えたくなる本」だった。

たくさん、共感できることがあったので、感想文を書いてみたいと思う。


あらすじ

優等生の「ぼく」が通う元・底辺中学は、毎日が事件の連続。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。落涙必至の等身大ノンフィクション。

Amazonより

この本の一番好きだった部分は、なにが問題があったときに、息子さんがそのことを自分の中に溜め込まず、お母さんのみかこさんに相談して二人で一緒に考えたりすることだった。

親子でちゃんとコミュニケーションをとって、問題は何なのか、どうしてこういうことが起こるのか、自分はなにができるのかを毎回考えているのがすごく感動させられた。


「ハーフ」の子供たち

まず、最初にすごく共感したのは「ハーフ」という言葉についての考えだった。

ハーフの子供たちは、親と違う言語を話せたり、親よりも住んでいる国の言語が上手だったりする。子供は吸収力が高い分、言語の文法や発音だけでなく、その土地の考え方や文化などもぐんぐん吸収していく。それによって、ハーフの子供は親と持っている「感覚」が違うことも少なくない。

だからこそ、子供と同じ経験をしていない親が、子供の周りで起こった出来事を一緒に考えようとしている姿勢に感動させられた。

世界中には、いろんな種類のハーフがいる。アジア同士のハーフ、アジアとヨーロッパのハーフ、アフリカとのハーフ、親の言語が話せないハーフ、会話はできるけど読み書きができないハーフ。その国に住んだことなく、文化をあまり知らないハーフ… 私もいろんなハーフに出会ってきた。みんな育ってきた環境が違う。

私は日本と台湾のハーフのため、見た目のことであまり悩んだことはない。

この本に書いている息子くんは、アジア寄りの見た目のため、イギリスで道を歩いていると「ファッキン・チンク」(アジア系を指す特にひどい蔑称)と罵られることがあるという。

でも、そんなことをされても息子くんは冷静に考える。なぜ、同級生と歩いていてもなにも言われないのに、アジア人の母と道を歩いているとそんなことを言われるのか。そういうことを言ってくる人たちは、どんな気持ちでそれを言ってくるのか。

冷静に物事を見ている息子くんに少しうるっとしてしまった。

ダブルじゃないの?

最近、日本では「ハーフ」はネガティブな響きがあるといって、「ハーフ」じゃなくて「ダブル」という呼び方をしている人たちが増えている。

昔は「ハーフ」と聞くと、ネガティブなイメージを持っている人が多かったらしい。でもいまは、ハーフモデルたちの活躍によって、「ハーフ」という言葉のイメージが上がってきていると思う。国際結婚の増加により、ハーフの子供たちの数も増えている。

本の中で息子くんが「ダブル」という言葉に対して感じていた違和感、実は私も感じていた。

アイデンティティについて、長い間悩んでいたけど、最近ようやくちょっとずつ自分のことがわかってきたと思う。

私は自分を「ハーフ」だと思っている。

私にとって、「ハーフ」という言葉はすごくニュートラルな単語だ。特に深い意味は持たない。二人の親の国籍が違うから、自分は50%日本人で50%台湾人なのだ。

日本で育った日本人と比べると、自分は「日本人」らしくないと感じさせられる。

台湾にいても同じように感じる。自分は普通の台湾人ほど台湾を良く知らない。台湾人と喋っていると自分の日本人ぽさを感じてしまう。台湾人にはたまに「日本人すぎる」と言われたりもする。「日本人すぎる」ってどういう意味で言ってるのかわからないけど。

そんな感じで、どこにいても急に疎外感を感じることはある。それは日本語が咄嗟に出なかった時だったり、日本の地理や歴史などの常識を知らなかった時だったりする。

日本語を喋るときに変な訛りがない分、「日本人」だと思って接されると、簡単なことを知らなかったときに、すごくビックリされる。そんな顔をされると結構傷つく。

だから私は、自分を守るために「ハーフ」だということを人に先に教えることが多い。ハーフと先に言っておくと、何か知らなくても大体みんな理解してくれるから。

日本にいるときは半分日本人で、台湾にいるときには半分台湾人、足して1が私という人間だと思っている。だから息子くんが言っていた「ハーフ&ハーフ」という言葉を見たときに心の中で「これだ!」って10回くらい頷いた。

そんな感じで自分の中では「ハーフ」という言葉がしっくり来ている。「ダブル」はなんだか自分が急に2倍に膨張した感じがするからあまり好きではない。

だから、個人的には「ダブル」よりは「ミックス」の方が好きだ。

日本での妙な体験

フレイディみかこさんの息子は、顔立ちはアジア人よりだが、イギリスで育ったため、日本語はあんまり話せないそうだ。

家族で日本の居酒屋に行った際、隣の席の酔ったサラリーマンに「日本人なのに日本語を教えないのは日本に対して失礼」と絡まれたりしたことがあったらしい。

私も上海に長い間住んでいたから、海外で自分の母国語を学ぶ大変さはわかっているつもりだ。幸い、上海には沢山の日本人が住んでいたから、日本人の友人もでき、私は日本語を習得することができたが、これがもし日本人の全然いない地域にいたら、日本人学校に通わなかった私の日本語がこれほど上達することは絶対になかったと思う。

居酒屋のおじさんは多分、日本語を喋れない黒髮の人にあまり会ったことがないんだと思う。金髪でも英語を話せない人が沢山いるように、育った環境によっては日本人でも日本語が話せない人もいる。

自分の慣れてないものに遭遇したときに、身構えるのはわかるけど、敵意を向けるのは違うと思う。

マルチカルチャーはいつも手探り

自分の無知で人を傷つけたくない。でも、人の勘違いに傷つく時もある。

本に出てきたアフリカ系のお母さんはフレイディみかこさんが「お子さん沢山いるんですね」と言ったのに対して「そっか、あなたの国では一人しか子供を産んじゃいけないもんね」と返していた。

東洋人を見て中国人だと決めつけているのと、それと一緒に同情の目線を送ったアフリカ系のお母さん。会って数分の挨拶程度の会話で、相手に悪意がないのもわかっているのに、ここまでモヤモヤするものなのか…。

私もスイスに留学をしていて、ヨーロッパのいろんな国の生徒たちを見て、あまり馴染みのない国の人たちは「フィンランドかスウェーデンかノルウェーかデンマークの人」という風に覚えられない時がある。

自分にとって「あまり差のないこと」でも相手にとってはアイデンティティに関わる大事な問題な可能性があるから自分もちょっと気をつけようと思った。

最後に

私にとって、この本はすごく衝撃的だった。ハーフとしても、海外で暮らすマイノリティーとしても、色々と刺さって来ることが多かった。

多様性や国際化が重要視されている今でもまだ、実際に多様な世界に住んでいる人たちは少ないと思う。

私は、この世界には多様な世界に慣れている人と、慣れていない人の二種類の人がいるのだと思っていた。

でも、本を読んで考えが変わった。いるのは自分と違うバックグラウンドを持つ人を受け入れられる人自分と少しでも違う人を拒絶して排除しようとする人だった

世界中の人々の流動性が高くなった今、息子さんと同じように、自分とは全く縁がないと思っていた世界に飛び込まないといけない日がやって来るかもしれない。逆に、違う世界の人だと思っていた人が自分の世界に突然飛び込んで来ることもあるかもしれない。

そんなときに、変化を怖がって自分の殻に小さく閉じこもるのではなく、もっといろんなことにオープンに生きていきたいと思う。

何もわからない人がいたら、わかる人がちょっとずつ教えてあげれば良いと思う。

息子さんは多様性について「頭が悪いってことと無知ってことは違う。知らないことは、知るときが来れば、その人は無知でなくなる」と言っていた。本当にその通りだと思う。

自分の知っている世界の中でだけ生きようとしたり、変化を望まないと、歳をとるにつれて世界は狭くなっていくだけになってしまう。でも、知ろうという気持ちがあるだけで、世界はどこまでも広くなれるはずだ。

【南投】水漾森林登山體驗

台灣有很多美麗的山,之前想爬卻都沒有什麼機會。這次是因為聽說小學同學有跟團爬山,體驗非常有趣才決定跟她一起報名的。

原本我們想去的是奇萊南華,但是因為人數都滿了就決定去南投的水漾森林。後來聽別人說奇萊南華的路程比水漾森林還要辛苦,就很慶幸沒有第一次爬山過夜就選擇比較難的那一個。

水漾森林是因1999年的921大地震,地牛翻身令嘉義石鼓盤溪上游的河道受阻而形成的堰塞湖,原本生長在此的樹木被湖水包圍住,形成枯木立在湖中的夢幻奇景。

不過,想要一睹水漾森林,需要走上約十公里的路程,來回就是二十公里,可一點都不輕鬆。

健行筆記

我一直都很喜歡爬山,但帶著44L的行李到山上帳篷裏住一晚是第一次所以真的很興奮。

登山用品

有一些登山用品可以租,比如登山杖,背包,睡墊,還有頭燈之類的。但是其他主要裝備還是要自己準備。

以前小學的時候買過一次睡袋,但那個又大又重又不保暖,這次就很想買一個好一點的。最後買了鵝絨的能縮很小又很輕的睡袋。真的非常非常優秀!因為它完全不佔包包空間,很輕便。

他們建議購買40L以上的包,我買了44L的以為會太大,後來發現其實東西裝一裝很快就裝滿了(可能也是我第一次登山不太懂要帶什麼)

我們的行程是這樣的:

早上我們在麥當勞吃完早餐以後,在7-11買了兩天份的午餐就出發啦!(我們買了4個飯糰和一些能補充能量的果凍)

登山前集合听嚮導說明
開始登山了!

我們吃完中午飯後就開始下了午後雷陣雨,我以為下雨可能只會下一下下就只穿了雨衣的上衣沒有穿雨褲。後來褲子襪子全濕了,下午走路的時候鞋子裡都一直濕濕的很不舒服。所以建議大家下雨的話一定要穿好雨褲,不然第二天也要穿著全濕的鞋子很不舒服。

因為下雨的關係,本來就走得速度比較慢的我們的步伐變得更慢了。本來預計4:30就能到達,我們卻晚了一個小時才到達我們的目的地。

帳篷已經有人幫我們搭好了
夕陽,超美的!
排隊吃晚飯
晚餐有湯,飯和7種菜
就算是素食者也不用怕
盛在自己碗裡吃
(碗是跟嚮導借的…)
森林裏看到的星星真的很美
如果晚上12點有爬起來就能看到銀河(這張不是我自己拍的)
早上的風景

晾衣服
早餐有粥和饅頭
這次參加的人女生較多,只有兩個男生

感想

在登山時,因為山上訊號不好就很少用到手機。因為平時沒有什麼機會可以離開手機那麼久,就感覺到了一點小小的達成感。

在我們現在的生活裡,手機已經跟我們基本上變成一體了,沒有事情的時候也拿出來手機看一看已經變成了我們的習慣。平時想要離開手機會很幸苦,但在山上就不會了。

總之第一次登山體驗真的很棒!兩個嚮導都很照顧我們。


有興趣的朋友們可以查一下台灣368哦!